講座概要

講義動画の視聴オンライン演習をセットで実施します。

本研修の趣旨

 2014年に施行されたアルコール健康障害対策基本法は、「自業自得」のスティグマを張られた飲酒問題を、国、地方自治体、酒類販売者、医療従事者、国民等が責任を持って取り組む社会の問題として位置づけました。法律の目的を達成するために、アルコール依存症の渦中にいる人々にアウトリーチする専門職として、今、ソーシャルワーカーへの期待が高まっています。アルコール関連問題を支援するソーシャルワーク実践方法は、あらゆるソーシャルワークにも役立ちます。
 アルコール依存症は、「見ようとしないと見えない」問題であることから治療や支援に結びつきにくく、そのため、トリートメントギャップが高く、健康問題、貧困、自死、虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)、介護、犯罪、飲酒運転などの社会的問題になっています。
 昨今子どもの権利擁護の重要性が問われておりますが、この問題は家族全体へ影響があり、その中で育つ子どもへの心身に係る深刻な影響も指摘されています。
 依存症は現在、ギャンブル、ゲームなど行動嗜癖も医療の対象となっておりますが、依存症の治療や回復、関連問題へのソーシャルワークはアルコール依存症を中心に研究・実践されてきました。この研修では、どの領域で活動していても、アルコール依存症が見える眼鏡を持ち(早期発見)、苦しむ人々や家族につながり(早期支援)、回復の資源につなげる(連携)方法を身につけ、ソーシャルワーカーの支援力が向上することを学びます。基本を身につけることで他の依存症やアディクションについても応用できるよう、お手伝いいたします   

日程

【申込期間】
2025年7月1日(火)9:00~ 7月18日(金)16:00 8月14日(木)16:00
【動画視聴期間】
2025年8月22日(金)0:00~9月20日(土)23:59
【演習期日】
2025年9月21日(日)10:00~16:00

定員

・60名

参加費

・7,000円
*事前に振込んでいただきます。
 お申込み後、振込先をお知らせします。1週間以内にお振込みください。
*振込手数料は、ご負担ください。
*お申込み人の名義で、お振込みください。

法人などの会計から拠出する場合、その旨お知らせください。(こちらから
通帳での入金確認となるためEDI情報は利用できません。法人などの肩書が長くなる場合もご一報ください。
振込人が特定できない場合、お申込みが無効となる場合があります。

認定研修

■本研修は、日本医療ソーシャルワーカー協会の認定医療社会福祉士認定ポイント(15ポイント)の対象となります。
■本研修は、認定社会福祉士研修認証(地域社会・多文化分野1単位)の対象となります。

優先受講

下記のいずれかに所属している方は、優先して本講座を受講していただけます。

(一社)日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会
・(特非)日本ソーシャルワーカー協会
・(公社)日本社会福祉士会
・(公社)日本精神保健福祉士協会
・(公社)日本医療ソーシャルワーカー協会

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